楽天ドラ4弓削、初登板初勝利ならず 勝利投手の権利まで、あとアウト2つで降板

プロ初先発に臨んだ楽天・弓削隼人【画像:(C)PLM】
プロ初先発に臨んだ楽天・弓削隼人【画像:(C)PLM】

序盤からピンチの連続だったが、なんとか凌ぎ5回途中1失点と粘投

■楽天 – 日本ハム(4日・楽天生命パーク)

 楽天のドラフト4位ルーキー弓削隼人投手はプロ初登板初先発での初勝利はならなかった。4日、本拠地楽天生命パークでの日本ハム戦。毎回のように走者を背負う苦しい投球ながら、5回途中まで1失点。5回1死一、三塁で降板となり、勝利投手の権利は掴めなかった。

 初回、先頭の西川に対して、いきなりの3ボールとなりながらも、見逃し三振を奪うと、大田を右飛、近藤を空振り三振に仕留めて無失点で立ち上がった。2回は1死満塁のピンチを招いたが、谷内を遊ゴロ併殺打。3回は2死一、三塁で中田を遊ゴロ、4回1死一、二塁で谷内を再び遊ゴロ併殺打と、度重なる窮地を凌いだ。
 
 5回先頭の中島卓に左前安打、続く西川に四球を与えると、大田に中前適時打を浴びて、プロ初失点。続く近藤を遊ゴロに打ち取ったところで、球数が95球に達し、平石洋介監督は球審に交代を告げた。プロ初勝利の権利まであとアウト2つだったが、無念の降板。あとを受けた2番手の石橋がピンチを凌ぎ、弓削は4回1/3を投げて7安打3四球1失点だった。

【動画】楽天期待の大型左腕ルーキー弓削隼人が先頭打者を三振斬り!

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