ダルビッシュ、7四球からの巻き返しに投手コーチ期待 「初登板で興奮し過ぎた」

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

5日のブレーブス戦で今季2度目の先発を果たすダルビッシュ、巻き返しなるか?

 カブスのダルビッシュ有投手は4日(日本時間5日)のブレーブス戦で今季2度目の登板を果たす。初登板となった3月30日(同31)の古巣レンジャース戦では3回途中7四球と大荒れの内容だったが、投手コーチは「彼は興奮状態だった。状態は良いと思う」と巻き返しに期待している。

 地元ラジオ局「The 670 Score」のインタビューでダルビッシュへの“期待感”を語ったのはトミー・ホトビー投手コーチだった。同電子版の記事では「ユウ・ダルビッシュは初登板で興奮し過ぎた」と見出しを付け、初登板で制球難に陥ったダルビッシュを分析している。

 ダルビッシュは今季初登板となったレンジャース戦で自身ワーストとなる7四球を与え3回途中で降板。厳しいスタートとなったがホトビー投手コーチは古巣相手に復活のマウンドに上がった右腕の“心情”を読み取っている。

「彼は興奮状態だった。テキサスに戻ること、本当に良い関係を築いた元チームメートたちと会うことにワクワクしていた。試合の最初、彼は集中していた。試合が進むにつれ、彼の目を見て、メカニックにしろ、投球内容にしろ、集中できていないと分かった」

 ケガからの復活、そして初登板が古巣レンジャース……。7四球と大荒れとなった要因は数々の要素が重なったことを言及。150キロを超すストレート、切れ味鋭い変化球は健在でボール自体には何ら問題ないと考えているようだ。

 そして2度目の登板となるブレーブス戦に向け「より良いバージョンの彼が見られると思う。集中力を切らすことはある。彼の場合、テキサスだったことで気が散り、あのようなことになった。彼の状態は良いと思う」と、初登板とは違う本来の姿を見せることに期待を込めていた。

(Full-Count編集部)

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