西武、8安打2点で連勝3でストップ 辻監督「攻めきれなかった」

西武・辻発彦監督【写真:荒川祐史】
西武・辻発彦監督【写真:荒川祐史】

7回山川が追撃ソロも、続く無死満塁で無得点

■日本ハム 5-2 西武(5日・東京ドーム)

 西武の連勝が3で止まった。昨季最多勝の多和田が先発したが、初回に1点を失うとリズムに乗ることができないまま6回まで106球を要して3失点。自身初の開幕投手を務めた3月29日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に続き、エースとしての役割を果たすことができなかった。辻監督は多和田が招いたピンチの連続に「相手は上沢だし、なかなか点は取れない。あそこで踏ん張って失点を防がないと」と不満顔だった。

 ここ3試合で34安打と好調だった打線も、日本ハム先発の上沢の前に沈黙。7回には先頭・山川の4号ソロで1点を返し、9回には3番手・ハンコックから中村の右翼への適時二塁打で1点を返したが反撃は及ばなかった。7回無死満塁から反撃することができず相手に流れを渡した格好になった。

 辻監督は「チャンスで点を取れず、攻めきれなかった」と振り返り、「こう言っては悪いけれど、審判にあそこをストライクとられたら……。一番大事なところだったし、テンションが下がってしまった」と7回2死満塁で金子侑が見逃し三振した場面のストライク判定について言及。一方で「でも(判定は)お互い様だったと思う」と苦笑いを見せていた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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