中日、痛恨サヨナラ負け 再三の好機生かせず、延長12回に小熊がサヨナラ被弾

ヤクルト青木が延長12回2死から値千金のサヨナラ弾

■ヤクルト 4-3 中日(6日・神宮)

 中日が痛恨のサヨナラ負けを喫した。6日、神宮球場で行われたヤクルト戦。土壇場の9回に同点に追いついて延長に持ち込んだが、延長10回2死満塁、延長11回1死一、三塁、延長12回1死満塁と立て続けに勝ち越しのチャンスを作りながら生かせず。延長12回に小熊が青木にサヨナラ弾を食らった。

 先発の山井が5回3失点とゲームを作ると、2点差の7回に代打アルモンテがソロ本塁打を放って1点差。9回には2死二塁から代打・井領が中前適時打を放って同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。

 この日はリリーフ陣も奮闘。2番手の佐藤から谷元、田島、鈴木博、ロドリゲスと無失点でリレーした。ただ、延長10回には四球と遠藤の右前安打で2死満塁で阿部が右飛。延長11回1死一、三塁では京田が二ゴロ、大島が右飛に倒れ、延長12回1死満塁では亀澤が三ゴロ併殺と、立て続けに訪れたチャンスをことごとく逃した。

 ヤクルトは2回に中村のソロで先制。5回には山田の2点適時打で勝ち越しに成功した。先発の石川は7回途中2失点と好投も、守護神の石山が9回に1点を失って延長に。10回以降はなかなかチャンスは作れなかったが、リリーフ陣の奮闘で勝ち越しを許さず。すると、延長12回2死走者なしで青木が起死回生のサヨナラ弾。劇的な幕切れでヤクルトがサヨナラ勝ちを収めた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY