セベリーノ離脱長期化、ヤンキース緊急補強も? MLB公式「カイケルは獲得可能」

ヤンキースのルイス・セベリーノ【写真:Getty Images】
ヤンキースのルイス・セベリーノ【写真:Getty Images】

MLB公式サイトが報じる「ダラス・カイケルはまだ獲得可能だ」

 ヤンキースに衝撃が走った。チームは9日(日本時間10日)、エース右腕のルイス・セベリーノ投手が精密検査を受け、グレード2の広背筋挫傷との診断で6週間のノースロー調整となることを発表。ピンストライプの名門が緊急補強に動く可能性が急浮上している。

 今季開幕投手と発表されていたセベリーノはスプリングトレーニング中に肩回旋筋腱板の炎症で離脱。田中将大投手が代わって開幕投手を務める中、シーズン序盤戦でリハビリを進めていた。

 MLB公式サイトによると、セベリーノは約40メートルの投球練習を済ませていたが、マウンドでの投球練習を再開できるほど回復を実感していなかったという。そこで、8日(同9日)にニューヨークに戻り、精密検査を受けた。その結果、6週間以上の離脱が確定した。

 8日(同9日)まで5勝5敗の名門はベテラン左腕CC・サバシアも故障でリハビリ中で、若きエースの離脱長期化は大きな痛手となる。そこで、MLB公式サイトでは緊急補強の可能性を分析している。

「これでヤンキースには、元々願っていた以上に、先発ローテーションのトップにいるセベリーノの代役を獲得するという負担がかかるだろう。球団内の選択肢を越えて、球団の外にも目を向けることになるかもしれない。フリーエージェント左腕、ダラス・カイケルはまだ獲得可能だ」

 記事では昨季までアストロズで獲得した2015年のサイ・ヤング賞投手カイケルを獲得候補に挙げている。2009年以来のワールドシリーズ制覇を狙うヤンキースは大型補強に出るのだろうか。

(Full-Count編集部)

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