鷹、首位タイに返り咲き 上林&甲斐が2点打 日本ハムは“ショートスターター”不発

先制タイムリーを放ったソフトバンク・上林誠知【画像:(C)PLM】
先制タイムリーを放ったソフトバンク・上林誠知【画像:(C)PLM】

ソフトバンク先発の武田は7回に2点を失うも、今季2勝目をマーク

■ソフトバンク 5-2 日本ハム(11日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクが4回の大量点を守り抜き、1日で首位タイに返り咲いた。11日、本拠地ヤフオクドームでの日本ハム戦。4回に上林の適時打などで大量5得点を奪い、そのリードを投手陣が守り抜いた。

 苦戦していた日本ハム先発の加藤を4イニング目で攻略した。1死から内川、デスパイネの連続内野安打と相手の失策でニ、三塁のチャンスを作ると、2死から上林が右前へ2点適時打を放って先制。甲斐が右翼フェンス直撃の2点適時打、釜元も右中間を破る適時三塁打で続き、この回5点を奪った。

 先発の武田は6回までゼロを並べる好投。7回に2点を失い6回2/3、7安打2失点で降板となったが、2勝目をマークした。7回途中からは嘉弥真、モイネロ、甲斐野、森と繋いでリードを守り抜いた。

 日本ハムは勝率5割復帰に失敗。“ショートスターター”として先発した加藤が3回まで1安打と好投していたが、4イニング目に4安打を浴びるなど5点を失った。打線も9安打を放ちながら、2点止まり。1回1死一、三塁、7回2死一、三塁のチャンスで4番中田が凡退するなど、チャンスを生かしきれなかった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY