中日が5割復帰 ビシエド連発&笠原6回1失点で初白星 阪神、4番大山ブレーキで3連敗

中日・笠原祥太郎【写真:荒川祐史】
中日・笠原祥太郎【写真:荒川祐史】

中日先発の笠原は5回まで阪神打線をノーヒットに封じる好投

■中日 9-4 阪神(12日・甲子園)

 中日が今季初の連勝で勝率5割に復帰した。12日、敵地甲子園球場での阪神戦。主砲ビシエドが2打席連発で2ランを放つと、先発の笠原は6回2安打1失点と好投した。終盤に追い上げられたものの、なんとか逃げ切り、6勝6敗の5割に戻した。

 初回1死から、今季初スタメンに抜擢された遠藤が右翼線への二塁打で出塁すると、バッテリーミスで1点を先制。4回にビシエドが左翼ポール際への4号2ランを放ってリードを広げた。6回にも、主砲は5号2ランを右翼スタンドへと突き刺し、さらに加藤にもプロ初タイムリーが飛び出してリードを6点に広げた。

 先発の笠原は緩急をうまく使って5回まで無安打投球。6回に初安打を許し、内野安打の間に1点を与えたが、6回2安打1失点と好投した。7回に2番手佐藤、3番手谷元が3点を返されて冷や汗をかいたが、なんとか逃げ切り、笠原は今季初白星をあげた。

 阪神は打線が奮わずに3連敗。5回まで笠原に無安打と翻弄された。6回に代打上本の初安打をキッカケに1点を返すと、7回には代打・木浪のプロ初安打を号砲に4安打1四球で3点を返した。だが、なおも2死満塁、一打同点のチャンスで打席に立った大山がどん詰まりの三ゴロ。4番が千載一遇のチャンスで凡退し、チームは敗れた。

(Full-Count編集部)

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