イチローが刻んだ「1156」 イニング先頭での安打数は「2000年以降で最高」
米データサイトが紹介「イニングの先頭打者として1156本の安打を放った」
3月21日のアスレチックス戦(東京ドーム)を最後に引退したマリナーズのイチロー外野手といえば、球史に名を残す「リードオフマン」として数々の偉業を達成してきた。ただ、米メディアはイニングの先頭打者として放った安打数「1156」も「2000年以降で最高」だと紹介している。
イチローは2001年にマリナーズに加入後、デビューから10年連続200安打をマーク。2004年にはメジャー新記録の262安打を放つなど、7シーズンでリーグ最多安打を記録した。通算3089安打は歴代23位だ。
そのうち1番打者として実に2529安打を放ったイチロー。まさに理想の「リードオフマン」だったが、イニングの先頭打者として打席に立った場合でも、チャンスメーカーとしての役割を果たしていた。米データサイト「ベースボール・リファレンス」は公式ツイッターで「イチローはイニングの先頭打者として1156本の安打を放った。それは2000年以降では最多の数である」と、貴重なデータを紹介している。
ノーアウトでイチローがヒットを放ち、塁に作る。そして、中軸を迎える。相手投手にとって、こんな嫌なことはない。究極の「リードオフマン」の輝かしい記録は、掘り返していけばキリがないのかもしれない。
(Full-Count編集部)