5年総額162億円で契約延長のセール、5回4失点で開幕4連敗…防御率8.50

宿敵ヤンキース戦で先発登板したレッドソックスのクリス・セール【写真:AP】
宿敵ヤンキース戦で先発登板したレッドソックスのクリス・セール【写真:AP】

速球は平均154キロ、最速157キロも36球中で空振りを1つしか奪えず

■ヤンキース 8-0 レッドソックス(日本時間17日・ニューヨーク)

 レッドソックスのクリス・セール投手は16日(日本時間17日)、敵地ヤンキース戦に先発し、5回7安打4失点で開幕4連敗を喫した。ただ、防御率は試合前の9.00から8.50に“向上”している。MLB公式サイトは「セールのイライラはヤンキース戦でも続く」と伝えている。

 記事では、「セールの今回のパフォーマンスは非常に困惑させるものだった」と言及。直球の球速とスライダーも良かったが、結果に繋がらなかったとしている。速球は平均95.4マイル(約153.5キロ)、最速97.5マイル(約156.9キロ)出ていたが、投じた36球中、空振りを1つしか奪えなかったという。苦しむメジャー屈指の左腕は、ベンチでイライラを爆発させる場面もあった。

 この試合では、開幕から同じく不調だったヤンキース先発パクストンが8回2安打12奪三振無失点と一足先に復調した。開幕前に2020年から5年総額1億4500万ドル(約162億円)で契約延長したセール。早く本来の投球を取り戻し、ファンを安心させたいところだ。

(Full-Count編集部)

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