鷹、今季初の3連敗 投打噛み合わず工藤監督「いいところも少しずつ…」

ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

23イニングぶりに得点も、7安打2点止まり

■ロッテ 5-2 ソフトバンク(18日・ZOZOマリン)

 ソフトバンクが今季初の同一カード3連敗を喫した。18日、敵地ZOZOマリンスタジアムでのロッテ戦。先発の武田が3回5失点でKOされると、打線も7安打で2点止まり。敵地でいたい3連敗となり、工藤公康監督は「いいところも少しずつ出るようになっている。負けたら悪いところばっかり目につくけど、いいところも少しずつ出るようになっている。それをプラスに変えていかないと、前を向いてやっていかないと明日もゲームがあるので」と前を向いた。

 初回に武田が先制点を献上すると、同点に追いついた3回には4つの四死球を与え、2本の適時打などで4失点。今季最短の3回でノックアウトとなった右腕について、指揮官は「考え過ぎたのか、もっとシンプルに投げても良かったのかな。四球がもったいない。打たれることは誰でもあるので、慎重になりすぎたという部分もあったのかな」と首を傾げた。

 2試合連続で2安打零封負けを喫していた打線は2回に釜元が適時打を放ち、23イニングぶりに得点。5回には松田が4号ソロを放ったが、反撃は7安打2点止まり。前日負傷交代しながら、強行出場した上林について指揮官は「振っている感じは痛がっている感じはなかった。明日は様子を見て、聞いてどうするか決めたいと思います」と話していた。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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