DeNAパットン、広島鈴木への“ボール判定”に異議「審判はより良くあるべき」

DeNAのスペンサー・パットン【写真:荒川祐史】
DeNAのスペンサー・パットン【写真:荒川祐史】

19日の広島戦、延長10回に鈴木に四球を与えた1球は…

■広島 2-1 DeNA(19日・マツダスタジアム)

 19日、マツダスタジアムで行われた広島対DeNA戦。延長戦にもつれ込む接戦は延長10回、1死満塁で會澤がサヨナラ適時打を放ち、広島が劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

 この試合で、決着の時にマウンドにいたのが、DeNAのスペンサー・パットン投手だ。8回途中から登板し、2度回を跨ぎ、3イニング目に3つの四球(1つは申告敬遠)で満塁とされ、會澤にサヨナラ打を浴びた。

 悔しい敗戦投手となったパットンだが、試合後に自身のツイッターを更新。無死一塁から鈴木誠也に四球を与えた1球を振り返り「こういった判定は、試合結果にあまりにも頻繁に影響する。審判はより良くあるべきだ! 説明責任がないならば、ただリーグに害を及ぼすだけだ」と不満を示した。

 この回、先頭のバティスタに四球を与えたパットン。続く鈴木は2球で追い込んだあと、3つボールが続きフルカウントとなった。運命の6球目。内角低めいっぱいに投じられたが、球審の判定はボール。連続四球となると、パットンは両手を広げて球審に抗議した。

 ピンチが拡大すると、磯村に犠打を決められて二、三塁に。西川を申告敬遠で歩かせて満塁策をとったが、最後は會澤に痛打を浴びた。際どい判定が勝敗を分けるキッカケとなり、パットンは「彼らはなぜ選手たちがエレクトロニック・ストライクゾーンを求めているのか疑問に思っている」と記し、電子ストライクゾーンの導入を提言していた。

(Full-Count編集部)

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