暴行事件を起こしたパ軍韓国人有望株が30試合出場停止 被害女性「契約解除を」

2017年のU-18ベースボールワールドカップに出場していたべ・ジファン(右)【写真:Getty Images】
2017年のU-18ベースボールワールドカップに出場していたべ・ジファン(右)【写真:Getty Images】

パイレーツのプロスペクトランキングで16位に位置するベ・ジンファン

 パイレーツ傘下でプレーする韓国人プロスペクトのベ・ジンファン内野手が“女性トラブル”に巻き込まれている。パイレーツのプロスペクトランキングで16位に位置付けられているベ・ジンファンだが、このほどマイナーリーグ規定違反により30試合の出場停止処分を科された。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が伝えたところによると、この原因となったのが、2017年の大晦日に韓国で起こした元交際女性への暴行事件。ベは故郷の韓国・大邱で交際していたキム・スルギさんに暴行を加え、有罪判決を受けて200万ウォン(約20万円)の罰金刑を受けた。この事件がマイナーリーグ規定に違反したとして、出場停止処分を受けた。

 ただ、暴行の被害を受けた女性は、この罰金刑だけでは納得していないよう。「ジ・アスレチック」によると、被害女性である元交際相手は「私はうつ病とパニック障害を患いました。心に大きな傷を負いました。もし立ち直れなかったら、すぐに病院へ行きます」と、心身に深い傷を負っていると告白。そして、「罰則は物足りないと思います。私の苦しみに比べたら、生ぬるいものです。正直、パイレーツには彼との契約解除を求めています」と語っている。

 パイレーツのハニー・ハンティントンGMは「ジファンはMLBの規定にのっとり、治療プログラムを終えています。我々は彼がメジャーリーガーとして、そしてピッツバーグ・パイレーツの一員として求められる基準と義務を理解し、忠実に守るため、彼と話し合っていきます」と語っており、パイレーツ側が求めに応じて契約を解除する意向はないようだ。

(Full-Count編集部)

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