コール、クルーバー、ダルも…防御率5点台続出に元GM“困惑”「何が起きてる?」

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

ダルビッシュ以外にも好投手たちが苦戦「彼らは皆、防御率が5点以上だと?」

 カブスのダルビッシュは今季5試合に登板して1勝3敗、防御率5.96と調子に乗り切れていない。今季のメジャーでは、実績のある投手たちの苦戦が目立っており、メジャー球団の元GMも「何が起きているんだ?」と首を傾げている。

 加入1年目の昨季は故障に苦しみ、8試合登板で1勝3敗、防御率4.95という成績に終わったダルビッシュ。今季はスプリングトレーニングから順調に調整を重ねて開幕を迎えたが、ここまで5試合登板で投げたイニングは22回2/3。1試合平均で5イニングを投げきることができておらず、まだ完全復活とはなっていない。

 ただ、今季のメジャーではエース級の投手の苦戦が目立つ。前メッツGMの野球専門家、スティーブ・フィリップス氏はツイッターで「ゲリット・コール、コーリー・クルーバー、(ノア)シンダーガード、ダルビッシュ、そして(アーロン)ノラ。彼らは皆、防御率が5点以上だと? 何が起きているんだ?」とつぶやいた。

 アストロズのコールは5試合登板で1勝3敗、防御率5.22。サイ・ヤング賞2度を誇るインディアンスのクルーバーも5試合登板で2勝2敗、防御率5.88と苦戦している。さらに、剛腕シンダーガードも5試合登板で1勝2敗、防御率5.90。昨年サイ・ヤング賞投票で3位に入ったフィリーズのノラも5試合登板で2勝0敗ながら防御率6.84となっている。

 この“謎”にファンはコメント欄で反応。「実に異例だ」「飛びやすいボールだ…」「審判の判定が厳しい(ストライクゾーンが狭い)。そして一貫性がない」「クリス・セールなんて7.43だぞ」「ボールが新しいのか?」「うーん、シンダーガードはただ単にダメでしょ」などと様々な“意見”が飛び交っている。

 エース級の投手たちは調子を取り戻せるのか。それとも、投手“受難”のシーズンは続くのか。この先の投球にも注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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