フ軍大砲の“遅ぉ~い”ダイヤモンド一周が話題「あの瞬間を味わうに相応しい」

“危険球”投手から“リベンジ弾”を放つフィリーズ・ホスキンス【写真:AP】
“危険球”投手から“リベンジ弾”を放つフィリーズ・ホスキンス【写真:AP】

フィリーズ・ホスキンスはダメ押し2ランを放ち34.24秒をかけてダイヤモンド一周

■フィリーズ 6-0 メッツ(日本時間25日・ニューヨーク)

 フィリーズのリース・ホスキンス内野手の“超スローベーラン”が話題となっている。24日(日本時間25日)の敵地・メッツ戦、4点リードの9回無死一塁で左越え7号2ラン。ダメ押しの一撃となったが、その後のダイヤモンド一周のタイム34.23秒は計測が開始された2015年以降では“最遅”だったという。MLB公式サイトが伝えている。

 通常の倍近くをかけての、ゆっくりとしたダイヤモンド一周。本塁打の喜びを噛みしめる走塁となったが、これには伏線があったようだ。前日23日の同カード、9回2死で頭部付近へ2球投げ込まれていた。MLB公式は「誰もがその理由をわかっていた」と指摘。続けてキャプラー監督が「前日の試合(の打席)で頭越しにボールが投げられたら、やり返すのにベストな方法はスタンドにボールを放り込むことだ。彼はあの瞬間を味わうに相応しかった」とコメントしたことを伝えている。

 また、MLB公式はこれまで時間のかかったダイヤモンド一周のトップ5を紹介。2位は16年ビクター・マルティネス(タイガース)の34.1秒、3位はビクター・マルティネス(タイガース)の33.9秒。4位は17年ネルソン・クルーズ(マリナーズ)の33.4秒、5位は16年ミゲル・モンテロ(カブス)の33.2秒だという。

(Full-Count編集部)

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