日ハム上沢、平成白星締めへの誓い「中継ぎの人たちには次のカードに元気で」

日本ハム・上沢直之【写真:石川加奈子】
日本ハム・上沢直之【写真:石川加奈子】

3勝目をかけて29日ソフトバンク戦で先発する 今季は全4戦QS達成

■日本ハム – ソフトバンク(29日・札幌ドーム)

 日本ハムの上沢直之投手が29日、ソフトバンク戦(札幌ドーム)に先発する。前回登板した20日ロッテ戦から中8日での登板。「休む時間をもらったので、しっかり抑えて勝ちたい」と平成最後の試合を白星で飾ることを誓った。

 プロ8年目で初めて開幕投手を務めた今季は、前回登板まで全てカード初戦を担ってきた。今回は1勝1敗で迎えた3戦目。「この2試合で調子を見たり、研究できるのはいいこと」と相手打者の最新情報をインプットしてマウンドに立つ。

 試合翌日の30日は移動日だが、リリーフ陣に負担はかけるつもりはない。「長いイニングを投げて、中継ぎの人たちには次のカードに元気でいってもらいたい。1イニングでも、1人でも多くという考えは、カード頭と変わらずにやります」とローテーションの柱としての自覚をのぞかせた。

 絶好調ではない中、今季4試合ともクオリティー・スタートを達成。「もう少しコントールできないかなと思いますが、こういう時期に試合をつくることが大事。ランナーを出してから粘りたいです」と3勝目ゲットへ力を込めた。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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