“不良債権”にしない…年俸22億円超の元中日チェン再生へ「強みを見極めてる」

マーリンズのチェン・ウェイン【写真:Getty Images】
マーリンズのチェン・ウェイン【写真:Getty Images】

今季は7戦0勝1敗、防御率13.03も28日フィリーズ戦で2回無失点

 今季はこれまで苦しい投球が続いている元中日でマーリンズのチェン・ウェイン投手。27日(日本時間28日)のフィリーズ戦では6回から3番手として2回2安打無失点と好投。2試合連続無失点と復調の兆しを見せた。ドン・マッティングリー監督も“チェン再生”へ意欲を燃やしている。MLB公式サイトが「チェンのベストな起用法とは」と伝えている。

 チェンは27日のフィリーズ戦で5点ビハインドの6回から救援。ホスキンス、リアルミュートの連打で無死一、二塁としたが、ヘルナンデスを遊ゴロ併殺打に仕留めるなど無失点。7回はマカチェンから空振り三振を奪うなど3者凡退に抑えた。マッティングリー監督は記事で「実に心強かった」と好評価。依然として左腕の実力を高く評価しているという。今季は開幕から中継ぎでの起用。7試合登板し、0勝1敗、防御率13.03と結果を出せていないが、「我々は彼の強みを見極めている最中だ」と語ったという。

 2016年から5年総額8000万ドル(約89億円)でマーリンズに加入したチェン。2020年まで契約は残り、今季の年俸2000万ドル(約22億2360万円)、そして来季はさらに上がり、年俸2200万ドル(約24億4600万円)となる。高額年俸の応えるべく、地道に結果を残し続けたいところだ。

(Full-Count編集部)

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