ヤクルト連勝、救援・五十嵐が再びトップタイ4勝目 広島は8連勝→2連敗

ヤクルト・五十嵐亮太【写真:荒川祐史】
ヤクルト・五十嵐亮太【写真:荒川祐史】

村上が同点の6号ソロ、絶好調の広島に連勝で勝ち越し決める

■ヤクルト 7-4 広島(29日・神宮)

 ヤクルトは29日、本拠地・広島戦に7-4で勝利。27日まで8連勝と勢いに乗っていた広島に連勝し、カード勝ち越しを決めた。同点の5回に荒木の適時打で勝ち越し。6回には相手失策で2点を加えた。2回無失点に抑えた2番手・五十嵐に白星がつき、再びリーグトップに並ぶ4勝目。19歳の村上に6号ソロが飛び出すなど、明るい材料の揃う白星となった。

 先発の石川が初回にバティスタに先制ソロを浴びるも、2回には中村が逆転2ラン。石川は3回に鈴木に適時打、3回には會澤に勝ち越しソロを浴びたが、4回には村上が同点ソロを放った。

 5回から五十嵐がマウンドに上がり、3者凡退に抑えると、その裏に荒木が勝ち越しタイムリー。さらに、五十嵐が6回も3者凡退に仕留めると、その裏には2死一、二塁の好機を作り、バレンティンがレフトへ痛烈なライナーを放った。下水流は正面に入っていたが捕球できず。相手のエラーで2点を加えた。

 8回は近藤が1点を失うも、9回には田代の犠飛で1点を追加。その裏は守護神・石山が抑えて2連勝。絶好調だった広島に連勝で勝ち越した。

 広島は27日の3連戦初戦まで怒涛の8連勝を飾ったが、28日にヤクルトに敗れてストップすると、この日は先発・九里が5回途中4失点で連敗。完済していた借金は「2」となった。

(Full-Count編集部)

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