楽天、元号変わって連敗止めた オコエ3打点 鷹は武田が危険球退場、打線も沈黙…

2回にタイムリーヒットを放った楽天・オコエ瑠偉【画像:(C)PLM】
2回にタイムリーヒットを放った楽天・オコエ瑠偉【画像:(C)PLM】

楽天はソフトバンクとの差を0.5ゲームに

■楽天 9-0 ソフトバンク(1日・ヤフオクドーム)

 楽天が、新元号の令和に変わり、連敗をストップさせた。1日、敵地ヤフオクドームで行われたソフトバンク戦。2回にソフトバンク先発の武田が危険球で退場となるアクシデントもあって、序盤に5点をリード。先発の辛島が6回無失点の好投でリードを守り、無傷の3勝目を飾った。

 令和の初戦は波乱の幕開けとなった。2回、先頭の島内が中前安打で出塁。つづくウィーラーの5球目、武田が投じた真っ直ぐが頭部付近を直撃する死球となった。この投球で右腕は危険球退場に。楽天ナインがベンチから飛び出してくるなど、一触即発のムードが漂った。

 銀次は送りバント失敗に終わったが、1死一、二塁でブラッシュが右中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち、1点を先制。さらにオコエが中前2点適時打で続いて、この回3点を奪った。さらに3回には浅村が二塁打で出塁すると、前打席に頭部死球を受けていたウィーラーが右前適時打。さらにブラッシュも左前適時打でリードを広げた。

 先発の辛島は走者こそ出しながらも、要所要所を締める投球。ソフトバンク打線を5安打に封じ、6回までゼロを並べ続けた。7回には打線が大量4点を追加。リリーフ陣が反撃を許さずに連敗を5で止め、令和の初戦を白星で飾った。首位ソフトバンクとの差は0.5ゲーム差となった。

 ソフトバンクは本拠地での令和初戦は1点も奪えずに零封負け。2回に先発の武田がウィーラーへの死球で危険球退場となると、スクランブル登板となった2番手の川原が先制を許した。打線も辛島の前に得点を奪えず、大敗を喫した。

【動画】チームを勢いづける、楽天・オコエの2点タイムリーヒット!

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