ダルビッシュの“復活”好投は「先週NO1の朗報」 シカゴメディアが改めて称賛

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

Dバックス戦で今季2勝目「ナンバーワンはユウ・ダルビッシュだ。本当に力強いピッチング」

 次回登板は4日(日本時間5日)の本拠地カージナルス戦に決まったカブスのダルビッシュ有投手。27日(同28日)の敵地ダイヤモンドバックス戦では2勝目(3敗)をマーク。今季初めて6回を投げ、2安打1失点8奪三振の好投でクオリティ・スタート(QS、6回以上を投げ自責3以下)を達成したが、地元ラジオ局では日本人右腕の今季最高の好投を「先週のナンバーワンの朗報」と称賛している。

 この試合では2回までに56球と苦しみながら、その後は圧巻の4者連続三振を奪うなど快投した日本人右腕に対して、厳しい声の多かったシカゴメディアから称賛の声が出ている。地元ラジオ局「NBCスポーツ・シカゴ」で地元メディアの番記者が参加した「トーク・ライブ」では、日本人右腕の復活劇が話題になった。

 あるパネリストは「カブスの1週間を振り返ると、アリゾナで2つの大きな事象がありました。ナンバーワンはユウ・ダルビッシュだ。本当に力強いピッチングで、クオリティ・スタートを達成した。これまでは十分ではなかったが、6回を投げ切った。次は7イニングも投げるかもしれない」と称賛。6年総額1億2600万ドル(約140億円)のメガディールで昨季加入後、肘の故障で手術を受けるなど、長期離脱を余儀なくされたダルビッシュ。そんな日本人右腕の復調こそが先週最大の朗報と評価していた。

 ジョー・マドン監督の打線入れ替えの成功とともに、カブス浮上の象徴としてダルビッシュの復調を地元メディアは大歓迎していた。

(Full-Count編集部)

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