ロッテ4連勝、鷹は武田が危険球退場で完敗、楽天連敗止まる…令和初日のパ・リーグは?

ロッテ・涌井秀章【写真:岩国誠】
ロッテ・涌井秀章【写真:岩国誠】

日ハムは「ショートスターター」で快勝

 パ・リーグは令和初日の1日、3試合が行われ、日本ハム、楽天、ロッテとビジターチームがそれぞれ勝利した。

 日本ハムはメットライフドームでの西武戦に7-2で快勝。先発・堀が3回途中1失点と好投すると、玉井、ロドリゲス、公文、石川直、鍵谷と計6投手でつなぎ、「ショートスターター」から勝利を掴んだ。打線は大田が3安打、西川と近藤が2打点をマークするなど、10安打で7点を奪った。西武は先発・高橋光が今季自己最短の3回途中KO。山川のパ・リーグ令和1号となる12号ソロが飛び出したが、完敗した。

 楽天はヤフオクドームでのソフトバンク戦に9-0で完勝した。2回にソフトバンクの武田がウィーラーの頭部付近に直撃する死球を与え、危険球退場に。楽天ナインがベンチから飛び出してくるなど、一触即発のムードが漂った。その後、ブラッシュが右中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち先制。さらにオコエの中前2点適時打も飛び出して、この回3点を奪った。その後もウィーラーやブラッシュの適時打で着々と加点。先発の辛島は6回無失点の好投でリードを守り、無傷の3勝目を飾った。ソフトバンクは本拠地での令和初戦で1点も奪えずに零封負けした。

 ロッテは京セラドームでオリックスに4-0で快勝。パ・リーグ令和最初の試合に勝利し、4連勝を飾った。4回に鈴木がライトへ先制打を放つと、6回には相手の捕逸で1点を追加。8回には鈴木がダメ押しの2点適時三塁打を放った。鈴木は3安打3打点の活躍。投げては、涌井が7回7安打無失点の好投で2勝目(1敗)を挙げた。オリックスは榊原が7回2失点(自責1)の力投も打線が援護できず、連勝はならなかった。

(Full-Count編集部)

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