ホークス大竹、涙の今季初勝利 お立ち台で感極まる「キツかったですけど…」

今季初勝利を挙げたソフトバンク・大竹耕太郎【画像:(C)PLM】
今季初勝利を挙げたソフトバンク・大竹耕太郎【画像:(C)PLM】

7回無失点の好投で、初回に奪った1点を守る

■ソフトバンク 1-0 楽天(2日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクの大竹耕太郎投手が、涙の今季初勝利を飾った。2日、本拠地ヤフオクドームで行われた楽天戦。今季4試合に先発し未勝利だった大竹が7回無失点と好投し、5試合目の先発登板で、ようやく今季初勝利をマークした。

 初回、1死から周東が中前安打で出塁。続く今宮が右中間を破る二塁打を放つと、ランエンドヒットでスタートを切っていた周東は一気に本塁まで生還。待望の先制点を奪い取った。今季初めて先制点を貰った大竹は7回までゼロを並べた。

 3回1死一、三塁、6回2死一、二塁など得点圏に走者を背負ってもどうじることなく後続を切った。試合後は今季初のお立ち台に上がり、思わず涙を流した。先にヒーローインタビューを受けた今宮から「今日は大竹様様。勝ちをつけてあげられなかったのは僕たちの責任。大竹に感謝」と言われ「キツかったですけど、粘り強く投げてきました。今宮さんからああ言ってもらって嬉しかった」と感極まった。

 4月17日のロッテ戦の6回から19回1/3連続で無失点を続け、防御率は驚異の0.72に。「調子は良くなかった。悪いなりに抑えるというのが去年できなかったこと。今年は違うぞというのを見せられた。悪いなりに抑えることができた」。待望の今季初勝利。ここまで我慢の続いた大竹が、ようやく白星を掴んだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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