楽天、零封負け 好投の古川を援護できず 平石監督は鷹・大竹に脱帽「難しかった」

楽天・平石監督【写真:荒川祐史】
楽天・平石監督【写真:荒川祐史】

得点圏まで走者を進めたが、あと1本が出なかった…

■ソフトバンク 1-0 楽天(2日・ヤフオクドーム)

 楽天は零封負けで、再び首位と1.5ゲーム差となった。2日、敵地ヤフオクドームでのソフトバンク戦。相手先発の大竹らソフトバンク投手陣の前に1点も奪えず、好投した古川を援護することができなかった。

 先発の古川は初回に今宮の適時二塁打で先制点を奪われたが、その後は走者を背負いながらも粘りの投球でゼロを並べた。6回まで投げて4安打1失点と好投し、平石洋介監督は「いいピッチングをしていた。立ち上がりもそんなに悪くなかったし、回を追うごとに良くなった」と高く評価した。

 ただ、打線が得点を奪えず。3回1死一、三塁、6回2死一、二塁とチャンスは作ったが、あと1本が出ず。8回には1死一、二塁で島内が二塁の正面を突く併殺打に倒れ、反撃できなかった。苦戦を強いられた大竹について、指揮官は「緩急があって、イメージよりも難しかった」と語っていた。

 この日、左足の不調を訴えて欠場したオコエ瑠偉については、平石監督は「昨日のスライディングの時に膝を痛めた。大事ではなさそう」と語り、出場選手登録の抹消についても「今のところは考えていない」としていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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