大谷翔平、復帰戦は5打席無安打も… 封じた敵捕手は警戒緩めず「彼はデンジャラス」

復帰戦に臨んだエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
復帰戦に臨んだエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

タ軍グレイナーは左腕ノリスのスライダー攻めをリード 9日の先発左腕ボイドもスライダー武器「僕たちは攻めていくよ」

■エンゼルス 5-2 タイガース(日本時間8日・デトロイト)

 エンゼルスの大谷翔平投手が7日(日本時間8日)、敵地のタイガース戦でメジャー復帰。4打数無安打1打点、2三振1四球だった。昨年10月の右肘トミー・ジョン手術からの復帰戦を終え、大谷は「まず勝ったことと、1打席目から最後の打席まで、しっかり色々考えながらできたのは良かった。明日にそれをつなげていければ。明日の方が今日よりいい打席になる」と巻き返しを誓った。

 敵軍捕手はどう見たのか。この日先発マスクを被ったのは2年目26歳、グレイソン・グレイナー。チームは敗れたものの、大谷対策については安堵の表情で振り返った。

「彼はデンジャラスな打者だね。去年みんながそれを目撃しているんだ。彼が何か月、メジャーの投手と対戦していないかはよく分からないけど、僕たちは緩急をつけたり、コースも変えたりしたよ。彼が僕らにダメージを与えないように、うまくプレーできたと思うよ」

 先発のノリスは90マイル前後(約145キロ)のフォーシームが全投球の6割を占める左腕だ。大谷の復帰初打席となった初回1死一塁では徹底した外角攻め。フォーシーム、スライダー、フォーシーム、スライダーで2ボール2ストライクとし、外角高めへのスライダーで見逃し三振に仕留めた。ここで左腕のスライダーにタイミングが合ってないと察知したようだ。

 3回2死二、三塁ではカーブ、スライダー、スライダー、スライダーで一、二塁間へ転がる遊ゴロ。最少失点にとどめ、5回1死一塁ではフォーシーム、スライダー、スライダー、スライダーで追い込み、フォーシームを挟んでから最後は外角低めのボールとなるスライダーを振らせて空振り三振に仕留めた。グレイナーは「三振にしたのはスライダーだったかな。うちの投手たちが低めにうまくボールを集めることができたし、変化球も上手く使おうとしていたんだ」と振り返った。

 8日のタ軍先発は左腕マシュー・ボイド。投球割合はフォーシーム50.2%、スライダー35.4%と武器とする勝負球はノリスに近い。

「オオタニは良い打者だから、僕たちとしては必要な順応をするだけさ。その球で彼からアウトを奪えると感じたら、それに絞っていくし、彼が適応してきたら、他の球を使うしかない。スライダーばかり投げるわけにはいかないよ。攻略されちゃうからね。僕たちはとにかく、彼に対して攻めていくよ」

 復帰初戦でヘルメットを吹き飛ばすほどの豪快スイングを見せた大谷は、やはり脅威。大谷は復帰2戦目となる8日(同9日)も「3番・指名打者」で先発出場する予定。この日苦しんだ左投手のスライダーを“克服”し、豪快な初安打、初アーチを飛ばすのか注目だ。

(Full-Count編集部)

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