大谷翔平は「最も運動能力の高い選手」元名捕手も完全復活に大きな期待

復帰戦に臨んだエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
復帰戦に臨んだエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

メジャーで19年間プレーしたAJ・ピアジンスキー氏が語る

■エンゼルス 5-2 タイガース(日本時間8日・デトロイト)

 エンゼルスの大谷翔平投手が7日(日本時間8日)、敵地タイガース戦で「3番・DH」でスタメン出場し、219日ぶりに復帰した。右肘のトミー・ジョン手術を受けて戦列を離れていた大谷。復帰戦は4打数無安打1打点、1四球2三振と快音は響かなかったものの、まずは復帰の一歩を踏み出した。

 この日の大谷は初回の第1打席は見逃し三振。3回の第2打席では遊ゴロに倒れたものの、三塁走者が生還して今季初打点をマークした。第3打席は空振り三振、7回の第4打席では三塁手の正面を突くライナー、そして9回2死二塁での第5打席は四球を選び出塁した。

 約7か月に及ぶ長いリハビリを乗り越え、ついに戦列に復帰した大谷。長いブランクがあることから、復帰初安打はお預けとなったが、周囲から寄せられる期待は大きい。ツインズやホワイトソックスなどメジャーで19年間プレーし、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」で解説を務めるAJ・ピアジンスキー氏も大谷に期待している1人だ。

 同氏は「FOXスポーツ」がツイッターで公開した番組内で、この日の大谷のプレーに言及。まず、「彼は長い間離脱していました。スプリングトレーニングもです。これは特に打者にとっては痛いです」と、長期間に渡って離脱していた影響があることを指摘した。

 続けてピアジンスキー氏は「しかし、私は彼が成長し続け、向上し続けることを期待します。今は打撃に専念できます。毎日打席に立てます。彼は昨季本塁打を22本打ちました。新人王を受賞しました。彼は現在最も運動能力の高い選手です。俊足で、打撃にはパワーがあります。フィールドで何でもできます。彼は生粋のアスリート。彼が成長し続けることを期待します」と語っていた。

(Full-Count編集部)

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