ヤクルト、4時間52分の死闘で執念ドロー 一時5点差を同点、延長12回に2点差追いつく

阪神はリリーフ陣が2度のリードを守れず、勝ち切れず

■ヤクルト 7-7 阪神(8日・神宮)

 ヤクルトが執念の引き分けに持ち込んだ。8日、本拠地・神宮球場での阪神戦。5点をリードされる展開だったが、8回に大量5点のビッグイニングを作って追いつくと、延長12回に再び勝ち越されながら、その裏に再び追いついた。

 初回に4連打などで3点を先制した阪神。不穏な空気が漂ったのは、6回だった。ここまで無失点と好投していた先発の岩田が2死から青木の頭部に死球を当てて危険球退場に。両軍がベンチから飛び出し、一触即発のムードがグラウンド上には漂った。

 8回に阪神が2点を追加したものの、その裏にヤクルト打線が爆発し、阪神リリーフ陣が炎上。4番手の福永が1アウトも取れずに4連打で4失点。5番手のジョンソンも1安打1四球で来日17試合目で初めて失点して同点に追いつかれた。

 延長12回に阪神が中谷の左中間への2点適時打を放って勝ち越したが、その裏、ヤクルトは山田のソロ本塁打で1点差。さらに2死から村上が死球で出塁すると、中村が島本から右越えの適時二塁打を放ち、再び同点に追いつきドローに持ち込んだ。

(Full-Count編集部)

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