大谷翔平、ルース生誕地で快音響かず 5打席無安打で2戦連続安打ならず エンゼルスは快勝
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1時間49分の中断挟み、5時間超えの試合は三振、三振、遊ゴロ、三ゴロ、左飛で打率.125に
■エンゼルス 8-3 オリオールズ(日本時間11日・ボルティモア)
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地オリオールズ戦に4戦連続で「3番・DH」でスタメン出場したが、5打席ノーヒットに終わった。前日9日(日本時間10日)のタイガース戦で復帰後初安打をマークした大谷だったが、この日は快音響かず。チームはトラウトの2安打1本塁打3打点の活躍などで8-2で快勝し、2連勝を飾った。
オールズの本拠地ボルティモアは元祖・二刀流ベーブ・ルースの生誕の地。昨年6月の遠征時には故障者リスト入りしていた大谷にとって、この日がボルティモア初見参に。第1打席は見逃し三振、第2打席は空振り三振に倒れて、2打席連続三振となると、その後も快音はなし。第3打席は遊ゴロ、第4打席は内角の真っ直ぐに差し込まれ、ヘルメットが吹っ飛ぶ中で、打球は三ゴロに終わった。
7回表の開始直前に降り出した雨により、試合が中断に。1時間49分という長い中断を経て試合は再開され、大谷はチームが5点をリードして迎えた9回1死、この日の第5打席へ。右腕カストロと対戦。初球は低めのチェンジアップでボール。2球目、低めの真っ直ぐを打ち上げた打球はいい角度で舞い上がったものの、伸びを欠いて左飛。2試合連続安打はならず、この日は5打席無安打、打率は.125に下がった。
エンゼルス初回、先発のケーヒルがマンシーニに先頭打者弾を浴びたものの、2回にカルフーンの適時三塁打で試合を振り出しに戻した。3回にトラウトが8号2ランを放って勝ち越しに成功。5回にはトラウトの適時二塁打、シモンズ、グッドウィン、カルフーンにも適時打が飛び出し、一挙に5点を奪った。先発のケーヒルは6回2失点と好投し、エンゼルスは敵地で快勝した。
(Full-Count編集部)
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