鷹、千賀の“怪”投で連敗を3で止める 6回7四球2暴投も6安打2失点で4勝目

4勝目を挙げたソフトバンク・千賀滉大【画像:(C)PLM】
4勝目を挙げたソフトバンク・千賀滉大【画像:(C)PLM】

「タカガールデー」でドームはピンク一色、4万178人中3万950人が女性

■ソフトバンク 4-2 ロッテ(11日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクが連敗を3でストップさせた。11日、本拠地ヤフオクドームで行われたロッテ戦。女性向けイベント「タカガールデー」として開催された一戦はピンク一色にドーム内が染まる中、先発の千賀が自己ワーストの7四球2暴投と大荒れのピッチングとなりながら、6安打2失点にまとめて4勝目をマークした。

 ソフトバンクは1点ビハインドとなった初回、いきなり今宮、デスパイネが2者連続本塁打を放って逆転に成功。4回に内川の犠飛、8回には松田宣のソロで1点を加えた。先発の千賀は毎回与四球、自己ワーストの四球を与え、2つの暴投も記録する乱調。それでも窮地で粘り、6回6安打2失点の“怪”投で、4勝目をマークした。

 1点リードの7回はドラフト1位の甲斐野が4試合ぶりの無失点リリーフを見せ、8回はモイネロ、9回は守護神の森が締めくくり、辛くも逃げ切り勝ち。満員の4万178人、うち過去最高となる3万950人を占めた女性ファンに白星を贈り、黄色ならぬピンクの歓声を浴びた。

 ロッテは再三のチャンスでたたみ掛けることが出来ずに敗れた。3者凡退は7回のみ。千賀から6安打7四球と次々に走者を出しながら、なかなかあと1本が出ず、奪った得点は併殺打の間と、犠飛の2点だけ。6回5安打3失点と粘った先発のボルシンガーを援護できなかった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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