トラウトの痛烈打球を避ける走者の位置が変!? 謎の“珍プレー”が動画再生6万回超と話題

エンゼルスのコール・カルフーン【写真:Getty Images】
エンゼルスのコール・カルフーン【写真:Getty Images】

三塁走者のカルフーンが…「Cut4」も特集「ある種の悪ふざけ?」

■エンゼルス 7-2 オリオールズ(日本時間12日・ボルティモア)

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地オリオールズ戦に5試合連続「3番・DH」でスタメン出場し、5打数2安打1打点と2試合ぶりにマルチ安打を記録した。プホルスの2打席連続本塁打などでエンゼルスが7-2で快勝したこの一戦で、目を疑うような場面があった。大谷でさえも笑ってしまったシーンの動画をエンゼルス公式ツイッターが公開し、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」も特集している。

 エンゼルスが大谷のヒットをきっかけに一挙6点を奪った6回だった。なおも2死満塁の場面で、打席には主砲トラウト。ネクストバッターズサークルには大谷がいた。トラウトが6球目の速球を捉えると、打球は三塁線への強烈なファウルに。三塁走者のカルフーンは打球を懸命に回避し、間一髪のところで直撃を免れた。ところが、カルフーンのいた場所が……。

 本塁後方の客席上部に設置されたカメラからの映像では、三塁線のすぐ横でリードをとっていたカルフーンが、なぜか三塁ダグアウト方向に向かってスタートを切る姿が映し出されていた。そして、トラウトの痛烈なファウルに襲われて懸命に回避し、転倒。この“珍プレー”にカルフーン、トラウト、そしてネクストにいた大谷も笑ってしまっていた。

 さらに、試合を中継していた地元テレビ局でも実況と解説が笑い声を上げ、実況が「コールがいた場所を見てください。彼はダグアウトの方に走っていました」と話すと、解説も「本塁に向かう途中にダグアウトでハイタッチしようとしていたのでしょう」と答えていた。

「Cut4」は「マイク・トラウトは唯一無二のバッティングをする。27歳にして2度のMVPを獲得し、そして『史上最高』と広く認識されている彼は、好きな時に好きな場所へと打球を飛ばすことができるようである」とレポート。そして、トラウトの打球がカルフーンを襲った場面について紹介した上で「これはある種の悪ふざけだったのだろうか? 朝食で出された最後のドーナツ一つをカルフーンが(取って)食べてしまったことに対する報復だろうか」と綴っている。

 エンゼルスの公式インスタが公開した動画の再生回数は6万6000回超と大きな話題に。猛者が集まるメジャーリーグ。やはり、1つ1つのプレーから目が離せない。

(Full-Count編集部)

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