燕連勝で巨人と1差、中日清水が初勝利、広島アドゥワ完投…12日のセ・リーグは?

中日・清水達也【写真:荒川祐史】
中日・清水達也【写真:荒川祐史】

巨人は坂本勇がセ・リーグ新の36試合連続出塁も…

 セ・リーグは「母の日」の12日、3試合が行われ、ヤクルト、中日、広島がそれぞれ勝利した。2位ヤクルトと首位巨人のゲーム差は「1」となった。

 ヤクルトは敵地で巨人戦に4-1で勝利し、2連勝でカード勝ち越し。青木、バレンティン、山田哲と主軸がそろって欠場する中、打線が1点を追う3回に山崎の適時三塁打、雄平の適時二塁打、川端の適時打で3点を奪取。9回にも太田の適時打で1点を加えた。先発・高梨が5回6四球を与えながら1安打1失点で4勝目。救援陣が無失点でつないで逃げ切った。巨人は坂本勇が初回に1997年の金本知憲氏(広島)を上回るセ・リーグ新記録の開幕36試合連続出塁を達成したが、散発の4安打1得点で連敗。3回3失点の山口が今季初黒星を喫した。

 中日は敵地で阪神に5-2で勝利。2連勝で6カードぶり、5月初のカード勝ち越しを飾った。プロ初先発となった2017年ドラフト4位の清水が5回2失点と好投。花咲徳栄高で2017年夏の甲子園で優勝投手となった右腕が力投する中、打線も高橋の6試合連続打点となる適時二塁打、大島の適時三塁打、阿部の適時二塁打で5点を奪取。6回以降はリリーフ陣が踏ん張った。阪神は先発の才木が5回8安打で5失点。6カードぶり、5月初の負け越しを喫した。

 広島は、本拠地でのDeNA戦に8-1で快勝。プロ3年目のアドゥワ誠投手が9回8安打1失点の好投でプロ初完投を飾った。今季初白星は、先発として自身初勝利という価値ある1勝に。打線は4番・鈴木が初回に先制の11号3ランを放つと、その後は女房役の磯村が3打点を挙げるなど援護した。DeNAは先発・京山が3回5失点と誤算。打線もアドゥワの前に1点しか奪えなかった。

(Full-Count編集部)

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