大谷翔平、2度の走塁死を米メディアは敗因と指摘 「アウトは致命的だった」

敵地ツインズ戦に先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
敵地ツインズ戦に先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

今季初の猛打賞をマークしたが、2度の走塁死を米メディアが敗因に挙げる

■ツインズ 4-3 エンゼルス(日本時間15日・ミネソタ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地でのツインズ戦で「3番・指名打者」で出場し今季初の猛打賞となる4打数3安打1打点の活躍を見せた。快音を響かせた一方で2度の走塁死でチャンスを潰し米メディアは「致命的だった」と僅差のゲームを落とした敗因に大谷の走塁を挙げた。

 最初のミスは6回。一塁走者の大谷はシモンズの右前打で一気に三塁を狙ったが、二塁ベースを回った直後に一瞬、止まりかけ三塁で悠々タッチアウトとなった。さらに8回はグッドウィンの中前打で二塁から一気にホームを狙ったがクロスプレーとなり際どいタイミングとなったが同点に追いつくことはできなかった。

 MLB公式サイトは「オオタニがギャンブルとなる走塁をした後に、反撃が止まる」と見出しを付け、大谷の走塁ミスを指摘。今季初の猛打賞を称えながらも「彼は走者としてミスを犯した。6回には反撃の妨げになってしまい、そして8回には本塁上で刺されツインズ戦に3-4と敗れた」とレポートしている。

 さらに地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」も「エンゼルスのツインズ戦での敗北において、ショウヘイ・オオタニによる走塁時のアウトは致命的だった」と見出しを付け報じている。

 8回の本塁憤死はタイミングも際どく、2死二塁でのスタートに問題はなかったといえる。それでも大谷自身は試合後に「セーフになれるような走塁というかスタート、リードだったり細かいところは見直す必要がある」と今後の課題を口にしている。実戦感覚を戻しアグレッシブな走塁で球場を沸かす大谷の“快足”に期待したい。

(Full-Count編集部)

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