熊本→鹿児島→沖縄→千葉→大阪 鷹・工藤監督、2週間の遠征に心配は「体調面」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

先陣を切るエース千賀に全幅の信頼「任せておけば大丈夫」

 ソフトバンクの工藤公康監督が17日、福岡・筑後市のファーム施設で行われた投手練習を視察した。

 熊本への移動を前に投手陣の調整を見守った工藤監督。18日の熊本地方は雨の予報。2年連続の雨天中止の可能性もあり「それはどうしようもないので、今は考えないようにしています」と工藤監督。その後は鹿児島、那覇と南下を続け、さらに千葉、大阪と長期ロードが続く。「今年は長めに(ホームに)いたり、長めに遠征に出たりなので。(心配は)体調の面だけですね。熊本、鹿児島と那覇は(対戦カードが)2試合ずつなので、最初にいいゲームができるようにやっていきたいですね」と語った。

 その初陣を切るのはエースの千賀滉大だ。工藤監督は「安定もしているし、成長もしている。しっかり彼に任せておけば大丈夫。イニングを投げることも成長ですし、ゲームの踏ん張りどころで踏ん張れるかどうか。そういう所でどういうピッチングができるかも成長。こないだ(11日のロッテ戦)のように悪い時こそどうするか。それができるかできないかだと思います」と、千賀に対して絶対的な信頼を寄せる。

 また、登録を抹消され調整中の東浜巨投手のブルペン投球も最初から最後まで見届けた指揮官。「今までの感じを確かめるように投げていました。ボール自体は悪くないですよ」と評価した上で「まずは自分の納得するピッチングができないとね。彼なりの考えでやっているし、考えているところがゲームの中で出せるようにしてもらえれば次につながると思います」と話していた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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