大谷翔平、シモンズの負傷にトラウト困惑も… 「タフだけれど、乗り越えるよ」

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:Getty Images】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:Getty Images】

2人の負傷を心配し「ポジティブでいるようにするよ」

■ツインズ 3-1 エンゼルス(日本時間21日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地ツインズ戦で「3番・指名打者」にスタメン出場し3打数無安打、3三振に終わり2試合連続ノーヒットに終わった。第4打席で空振り三振した際に右手薬指にボールが直撃するアクシデントもあり球場は騒然となった。同僚のトラウトは「深刻でないことを願っている」と大事に至らないことを願っていた。

 大谷は8回の第4打席で左腕ロジャースが投じた93.7マイル(約149キロ)の内角直球をスイングした際にボールが右手薬指に直撃。思わずバットを放り投げると、苦悶の表情を浮かべその場でしゃがみ込み動くことができなかった。

 さらに続くシモンズにも悪夢が待っていた。一ゴロを放ち一塁を駆け抜けようとした際に一塁ベースを踏み外し左足首を激しく捻ると自力で立つことができず、球団トレーナーに担がれてベンチへ。9回守備から交代となった。

 この日、4打数無安打、1三振に終わったトラウトは大谷、シモンズの負傷に「もちろんタフなことだよ。特に2人連続だった。深刻でないことを願っている」と心配した表情を浮かべた。試合後には2人と話しあったようで「ポジティブでいるようにするよ。タフだけれど、乗り越えるよ」と、自らを鼓舞していた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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