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「潰れたら潰れたでいい」―日ハムの鉄腕・宮西の覚悟、栗山監督への感謝

日本ハムの宮西尚生選手が21日、本拠地・楽天戦の試合前セレモニーで300ホールド達成記念表彰を受けた。

日本ハム・宮西尚生【写真:石川加奈子】
日本ハム・宮西尚生【写真:石川加奈子】

楽天戦前に300ホールド達成記念表彰「2000本安打とか200勝といった評価基準がないから…」

 日本ハムの宮西尚生選手が21日、本拠地・楽天戦の試合前セレモニーで300ホールド達成記念表彰を受けた。

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 前人未到の記録にも感傷に浸ることはなかった。「現役中は思わないんじゃないかな。これを目標にしてプロに入ったわけじゃないし」。そう言った後で「30ホールドで10年、20数ホールドなら10数年か。体力とメンタリティーを考えたら、頑張ったなとは思う」と胸を張った。

 この数字が本当に評価されるのは、数十年後かもしれないという思いを抱いている。「リリーフは歴史が浅いし、悔しいけど、2000本安打とか200勝といった評価基準がないからね。これがすごいかどうか、自分も周りも分からないところは悲しい」と苦笑した。

 今季は18試合に登板して、リーグトップの15ホールドを挙げている。防御率は1.72。プロ12年目のシーズンも日本ハムの中継ぎを支える。

 左肘の手術明けとあって、状態は万全ではない。この1か月で4回、肘に溜まった水を抜いたという。「今が耐えどころ。最初は周りのリリーフもフラフラだったけど、今は状態のいい選手が上がってきているし、ある程度落ち着くと思う。(シーズン)中盤は楽させてもらうよ」。冗談交じりにそう言って笑ったが、本音はいつでも行く覚悟だ。

「あと何年やれるかわからないし、いつ潰れるかも分からない。思い切り、休まずにいって、潰れたら潰れたでいい。ほとんどのホールドは栗山監督になってからで、監督のおかげ。監督が行ってほしいと言うなら、潰れてもいいくらいの覚悟がある。ただ、迷惑をかけたくないから、本当に無理な時は無理と言うけどね」と語った。そんな男気あふれる鉄腕の投球に今後も注目したい。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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