Wソックスが攻守で球場沸かす MLB史上4度目の「トリプルプレー&満塁弾」達成

Wソックスが敵地でのアストロズ戦でトリプルプレーを完成【写真:Getty Images】
Wソックスが敵地でのアストロズ戦でトリプルプレーを完成【写真:Getty Images】

3回に今季メジャー初となる5-4-3のトリプルプレーを完成

■Wソックス 9-4 アストロズ (日本時間23日・ヒューストン)

 22日(日本時間23日)に行われたアストロズ対ホワイトソックス戦で史上4度目の珍事が起こった。1試合でトリプルプレーと満塁ホームランが飛び出し、これがメジャー史上4度目の出来事だったことを米メディアが伝えている。

 まずは今季メジャー初となるトリプルプレーが3回に完成された。ホワイトソックス1点リードの3回無死一、二塁の場面でアストロズ・マリスニックが放った打球は三塁への強烈な当たり。だが、三塁手モンカダが捕球と同時にベースを踏むと、5-4-3の三重殺を完成させた。

 流れるようなプレーに球場は大いに沸いたが、まだ続きが残っていた。ホワイトソックスは1点を追う6回に4連打で勝ち越しに成功すると、なおも2死満塁の好機を作るとティルソンが今季1号の満塁ホームランを放ちこの回一挙6点を奪った。

 MLB公式のサラ・ラングス氏は自身のツイッターで「一つのチームが同じ試合で満塁弾とトリプルプレーを記録するのは、1969年以降では今夜の試合で4度目ですね」と、ホワイトソックスが史上4度目の“珍記録”を達成したことを紹介した。

 また、ラングス氏は1試合でトリプルプレーと満塁ホームランを記録した過去のチームも紹介。1979年9月7日のブルージェイズ、2002年5月17日のメッツ、2017年9月8日のタイガース、そしてこの日のホワイトソックスの4チームであることを伝えていた。

(Full-Count編集部)

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