西武・辻監督、5失点KO多和田の2軍降格を示唆「10日間ということもある」
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チームは5連勝で首位ソフトバンクに1ゲーム差に接近
■西武 7-5 日本ハム(25日・メットライフ)
西武が25日、本拠地メットライフドームで日本ハムを7-5で下し、連勝を5に伸ばして単独2位に浮上した。首位のソフトバンクが敗れたため、首位まで1ゲーム差に詰め寄った。先発した多和田が5点のリードを守り切れず4回途中でノックアウトされたが、救援陣が無失点で繋ぎ、7回に中村の押し出し四球で勝ち越しに成功した。
昨季最多勝ながらここまで1勝と不甲斐ない投球が続く多和田が、この日も乗り切れなかった。秋山の先頭打者弾含む2打席連発もあり2回までに5点の援護をもらったが、4回2死走者なしから中田に死球を与えると一気に崩れ、5点を失って同点とされてノックアウト。試合後の辻発彦監督は「去年最多勝の投手が『当てたから(インコースには)投げられない』では、ね。戦っているわけだから。そこが一番問題じゃないか」と多和田のメンタル面について指摘した。
また、この試合を含め直近3試合全てで5失点以上を喫している多和田の再調整について質問が及ぶと、「交流戦で連戦が続くが、いける投手がいないわけではない。もやもやするところがあるなら、10日間(再調整させる)ということもある。投手コーチと相談します」と2軍降格の可能性も示唆した。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
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