広島が驚異の11連勝、ヤクルト泥沼10連敗 中日は4位浮上…25日のセ・リーグは?

広島のクリス・ジョンソン【写真:荒川祐史】
広島のクリス・ジョンソン【写真:荒川祐史】

DeNAは上茶谷の好投で阪神戦の連敗を7で止める

 セ・リーグは25日、各地で3試合が行われ、広島、中日、DeNAがそれぞれ勝利した。

 広島は敵地・東京ドームで巨人に競り勝ち、球団では3年ぶり3度目の11連勝を飾った。2回に併殺打の間に先制すると、3回には菊池涼のソロ本塁打で追加点。4回にはジョンソン自ら中前適時打を放つなど3点を加えた。8回にジョンソンと2番手レグナルトがつかまって4点を返されたが、逃げ切った。巨人は先発のメルセデスが4回途中9安打5失点でKO。2番手田口、3番手戸根も失点しリードを広げられた。

 中日は敵地・神宮球場でヤクルトに大勝し、4位に浮上した。初回にビシエドの適時打、3回に大島の適時打でリードを奪うと、追いつかれた直後の4回に堂上が勝ち越しソロ。6回、7回にも1点ずつ加えると、8回には高橋の走者一掃の適時三塁打などで大量5得点。高橋が3安打4打点、大島が3安打2打点、伊藤康が3安打4得点と活躍し、16安打10得点で圧勝した。ヤクルトは泥沼の10連敗。石川が4回3失点で降板すると、ハフ、マクガフ、風張のリリーフ陣は次々に失点して大敗した。

 DeNAは本拠地・横浜スタジアムで阪神に6-5で競り勝ち、阪神戦の連敗を7で止めた。5回にロペスの犠飛で先制すると、6回には宮崎、筒香、ロペスの適時打などで一挙5得点のビッグイニング。先発の上茶谷は8回まで阪神打線を2安打に封じる好投。プロ初完投初完封のかかった9回は糸井に3ランを浴びるなど4点を失って無念の降板に。それでも、エスコバー、山崎が何とか反撃を凌いで1点差で逃げ切った。阪神は先発のメッセンジャーが6回途中6失点でノックアウト。9回に怒涛の猛反撃を見せたが、追い上げも及ばなかった。

(Full-Count編集部)

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