大谷V打、ア軍連勝は10でストップ ファンの怒りの標的は…「球をこぼしてなかったら」
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ソリアの渾身の勝負球を捕手フェグリーはキャッチミス→球審ボール判定→大谷V打
■エンゼルス 6-4 アスレチックス(日本時間29日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手が28日(日本時間29日)、敵地・アスレチックス戦で「3番・指名打者」で先発出場。同点の9回の第5打席で右前へ決勝2点打を放った。V打を献上した右腕ソリアは決めにいったカーブをボールと判定され球審に抗議。イニング終了後にも文句を付けそこで退場処分を受けた。
疑惑の判定は1ボール2ストライクからの4球目だった。75.7マイル(約121.8キロ)のカーブが外角低めに決まったかに見えたが、捕手のフェグリーがキャッチミス。球審もボール判定を下して、その後の右腕による再三の抗議、退場につながった。
地元紙「サンフランシスコ・クロニカル」のアスレチックス番、スーザン・スラッサー記者はMLB公式サイトの1球速報と共に「ソリアが不満を感じた理由がこれ:4球目がボールの判定」と自身のツイッターで投稿すると、ファンからは捕手・フェグリーに対する不満の声が多く集まった。
「もしフェグリー(捕手)がボールをこぼしていなかったら、違う結果になっていたことだろう」
「フェグリーはボールを離さないでおかないといけなかったね。審判が(ストライクだと)コールしなかったことは、非難しずらいね」
「フェグリーが打撃好調なのはわかるけど、これまでの彼の守備の努力に関して、メルビン(監督)は満足できないよ」
「彼らはトリビーノに対して年中ずっと同じこと(ボール判定)をしていて、今回はソリアに対してもだね」
「理由はフェグリーは落球したからだよ」
「ロボット審判が必要だ!」
試合後には、ソリアは「それもゲームの一部。審判も人間」と気持ちを切り替えていたが……。ストライク判定なら11連勝の可能性もあっただけに、ファンの不満は収まらないようだった。
(Full-Count編集部)
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