鷹は首位攻防戦3連敗で3位転落 9回の判定に工藤監督「意見書を出すことも」

ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

9回の楽天浅村の捕球の判定に「リクエストしようと思ったら『ダメダメ』と」

■楽天 4-1 ソフトバンク(2日・ヤフオクドーム)

 2日、ソフトバンクは楽天との首位決戦に3連敗。今季2度目の同一カード3連敗を喫して、首位・楽天とゲーム差は「2」に広がり、日本ハムにも抜かれて3位に転落した。

 先発のスアレスが茂木に先頭打者アーチを許して早々と1点を失うと、2回には挟殺プレーの連係ミスも絡んで2失点。スアレスは4回にも四球や自らの送球エラーなどで無死満塁とされ、1死を奪ったところで降板した。

 工藤公康監督はスアレスについて「ボールも走っているような感じはしたんですけどね。(投げる球種を)狙われていると感じてコントロールを乱したかなと思います。昨日もそうですが狙われて打たれたというところは今後対策を考えないといけないと思います」とした。

 また9回の楽天・浅村栄斗の捕球に対する審判の判断について「リクエストしようと思ったら『ダメダメ』と言われたので、それじゃ審判で話してください、と。これについては球団とも話をして意見書を出してもらうことも考えます」という。

 この日、日本ハムが勝ったことで3位に転落したソフトバンク。4日からは交流戦に突入する。工藤監督は「最後の方に連敗してしまいましたが、気持ちを切り替えて交流戦を戦いたい。そうそう当たる相手ではないし、初めて当たるピッチャーもいるので、1日しかありませんがしっかりと準備をして戦います」と、切り替えを強調した。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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