エース奥川が“5連続三振締め”含む圧巻11K&150キロ 星稜が北信越大会4連覇

敦賀気比との決勝戦に登板した星稜・奥川恭伸【写真:沢井史】
敦賀気比との決勝戦に登板した星稜・奥川恭伸【写真:沢井史】

決勝で敦賀気比に勝利、奥川は最速150キロで7安打無四球1失点

 第140回春季北信越高校野球大会は4日、富山アルペンスタジアムで決勝戦が行われ、星稜が3-1で敦賀気比に勝ち、春季北信越大会4連覇を果たした。

 試合は星稜の奥川、敦賀気比の笠島の両エースが先発し、投手戦が繰り広げられたが、4回に敦賀気比の4番の木下の適時打で先制。しかし、星稜は7回に無死満塁から2番の有松の走者一掃の適時二塁打で3点を奪った。奥川は変化球のコントロールが定まらず苦しいピッチングが続いたが、8回2死一塁の場面で4番・木下を迎え、この日最速の150キロを2度マーク。スライダーで空振り三振に斬って取った。この三振を含め、最後は5者連続三振。計11奪三振7安打無四球1失点と圧巻の内容だった。

 奥川は4月中旬に肩の張りを訴えて、しばらくマウンドから遠ざかったが、今大会の初戦の砺波工戦で選抜以来の復帰登板を果たし、6回無失点。準々決勝、準決勝は登板せず中2日でのこ

(沢井史 / Fumi Sawai)

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