西武中村がサヨナラ打! 交流戦初Vへ闘志「賞金が欲しいですもん」

交流戦初戦のお立ち台に上がった西武・中村剛也【写真:荒川祐史】
交流戦初戦のお立ち台に上がった西武・中村剛也【写真:荒川祐史】

交流戦通算183打点 元DeNAラミレスに並び歴代1位「初年度からやっていますから」

■西武 5-4 広島(交流戦・4日・メットライフ)

 西武の中村剛也外野手が4日の広島戦(メットライフ)で延長12回に値千金のサヨナラタイムリーを放ち、チームの勝利を呼び込んだ。

 中村の放った打球がサードのグラブの先を抜けてレフト前に転がった瞬間、勝利を確信し右腕を突き上げた。好機を活かせていなかった。同点で迎えた9回には無死満塁で無得点。10回にも2死一、二塁のチャンスで得点することができなかった。球場がたびたびため息に包まれたが、それでも中継ぎ陣が無失点で繋ぎ、最終回にまたとない絶好の機会が巡ってきた。

 12回に登板した広島の7番手・菊池保から外崎、山川が連打でチャンスを作ると、続く森が申告敬遠で歩かされ、広島ベンチはこの日5打数無安打だった中村との勝負を選択した。中村は「森が一番打率がいい。歩かせると思っていたし、普通に打席に入りました」と平常心で打席に入ると、菊池保のシュートをさばいて三遊間に運ぶサヨナラタイムリーを放ち、4時間24分の激闘に終止符を打った。

 導入から15年目を迎えた交流戦期間中に中村が積み重ねた打点はこれで183打点となり、歴代1位の元DeNAラミレス(現監督)の記録に並んだ。プロ18年目の中村は「初年度からやっていますから。大したことないですよ」と意に介さず。西武はこれまで一度も交流戦での優勝経験はないが、中村は「優勝してみたいですね、賞金が欲しいですもん。3000万でしたっけ。いいですね」とニヤリ。そのためにも、セの首位・広島を迎えて戦う交流戦最初のカードは重要だ。

「カープは強いですし、いい投手がたくさんいる。なんとか粘って今日は勝てた。いいゲームができるように頑張りたい」と話す中村の目は、すでに明日からの試合を見据えていた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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