DeNAラミレス監督、6回2失点&同点打の井納を称賛「非常にいい働き」

DeNAのアレックス・ラミレス監督【写真:荒川祐史】
DeNAのアレックス・ラミレス監督【写真:荒川祐史】

ソト休養の新打線では桑原、中井が躍動

■DeNA 7-3 西武(交流戦・8日・横浜)

 DeNAは8日、横浜スタジアムで行われた西武戦に7-3で勝利し、連敗を3で止めた。約1か月半ぶりに先発した井納が6回2失点の好投で3勝目。打線は4月20日以来のスタメンとなった桑原が2安打2打点、3試合ぶりにスタメン出場した中井が3安打2得点と活躍した。

 井納は2回に同点打を放った。アレックス・ラミレス監督は「初回に2点を取られたが、その後はしっかり抑えてくれた。タイムリーも打って、非常にいい働きをしてくれた」と、久々の1軍登板で連敗ストッパーになった井納を褒めた。ソトをスタメンから外し、桑原と中井を起用した打線は14安打7得点と機能した。指揮官は「ソトを休ませることが第一で、相手が左投手だったので桑原を起用した。タイムリーに押し出し四球、送りバントも決めて、結果的にいい方向にいってくれた。中井もいい働きをしてくれた」と、前日はスタメンにいなかった伏兵の活躍を喜んだ。

 2点差に追い上げられた直後の8回には、宮崎のタイムリーでダメ押し点を奪った。ラミレス監督は「神里の二塁打から送りバントを決めて、宮崎のタイムリー。非常にいい形で点を取れた」と満足そうだった。

 投打がかみ合った快勝で、チームは連敗を3でストップし、苦手の交流戦で2勝目を挙げた。ラミレス監督は「しっかり準備をして、また明日勝って勝ち越したい」と、昨季のパ・リーグ王者からのカード勝ち越しに意欲を見せた。

(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)

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