ホークス工藤監督、交流戦無傷の5連勝にも手綱緩めず 「日々、新たなりです」
決勝のタイムリーを放った内川に「ああいう1本で相手の投手はガクッとくる」
■ソフトバンク 4-2 広島(交流戦・8日・マツダスタジアム)
ソフトバンクは8日、敵地での広島戦を4-2で勝利し交流戦無敗の5連勝を飾った。交流戦の連勝を伸ばした工藤監督は「(連勝が)伸びることはいいこと。日々、新たなりです」と語った。
同点に追い付かれた直後の5回に1死二塁から内川が左翼線へタイムリー二塁打を放ち勝ち越し。さらに松田宣の中犠飛でこの回2点を奪い広島を突き放した。
外角カットボールを弾き返し決勝打を放った内川に工藤監督は「しっかりと捉えてくれた。ああいう1本で相手の投手はガクッとくる。あの1本があったから2点も生まれた」と称賛。先発の高橋礼も7回2失点と好投し「気持ちよく1週間を過ごすことができるのは先発投手にとっては一番いいこと」と、ゲームを作った右腕を評価した。
3連敗で交流戦を迎えたが中日、広島を相手に5連勝を飾り貯金は「7」と一気に盛り返した。セ・リーグ相手に連勝を続ける指揮官は「伸びることはいいこと。日々、新たなりです」と語り球場を後にした。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)