ダルビッシュ、遠い3勝目 悪夢の2被弾同点劇で44日ぶり白星ならず
敵地ロッキーズ戦で先発し、6回6安打4失点
■ロッキーズ – カブス(日本時間11日・コロラド)
カブスのダルビッシュ有投手が10日(日本時間11日)、今季3勝目をかけて敵地・ロッキーズ戦で先発。2回まで1安打無失点に封じたが、3回に2被弾を含む3安打4失点した。6回6安打4失点で3勝目はお預けとなった。
初回。ブラックモンを左飛、ストーリーを中飛、ドールを一直と3者凡退に抑えた。2回は先頭・アレナドを切れ味抜群のスライダーで空振り三振。続くマーフィーに右前打を許したものの、タピアを左飛、マクマホンを二ゴロに打ち取った。
しかし、3回に一転した。ボートの8号ソロ、シュワーバーの13号ソロ、リゾの17号2ランと一発攻勢で4点を先制した後のマウンド。先頭・ウォルターに死球を与えると、1死後、ブラックモンに内角フォーシームを痛打され、右翼ポール際へ11号2ランを運ばれた。ドールの右前打と二盗で2死二塁のピンチを招くと、アレナドには左中間へ特大の同点17号2ランを被弾した。3回だけで2被弾を含む3安打4失点した。
4回は1死からマクマホンの右前打、暴投で1死二塁としたが、ウォルターズを遊ゴロ、投手のマルケスを二ゴロに抑えてピンチを脱した。5回は先頭・ブラックモンに右前打を許したが、ストーリー、ドール、アレナドの上位打線を打ち取った。
6回はわずか6球で3者凡退に抑えた。この回で降板。6回で83球(ストライク63球)、無四球3奪三振、6安打4失点で、4月27日ダイヤモンドバックス戦以来の3勝目はならなかった。
(Full-Count編集部)