日ハムドラ1吉田輝「真っ直ぐはある程度通用」 デビュー戦でプロ初勝利の権利

1軍デビューを果たした日本ハム・吉田輝星【画像:(C)PLM】
1軍デビューを果たした日本ハム・吉田輝星【画像:(C)PLM】

5回1失点の好投で降板「緊張はあまりせずに初回から投げられました」

■日本ハム – 広島(交流戦・12日・札幌ドーム)

 日本ハムのドラフト1位ルーキー・吉田輝星投手が12日、本拠地・広島戦でプロデビューし、5回1失点と好投。1点のリードを守り、プロ初勝利の権利を持って降板した。18歳右腕は「真っ直ぐはある程度通用した」とプロ初マウンドを振り返った。

 初回は1死満塁の大ピンチを背負うも無失点。大田の先制ソロで援護点をもらった2回は長野に同点打を浴びたものの、西川の適時内野安打で勝ち越した直後の3回はバティスタ、鈴木、西川とクリーンアップを3者凡退に抑えた。

 4回は2死から會澤に右中間を破られて二塁打とされるも、田中は三邪飛とリードを守る。5回は長野を左飛、菊池涼を空振り三振、バティスタを右飛と2度目の3者凡退。ここで降板となった。

 5回84球を投げ、4安打2四球4奪三振1失点。1点のリードを守り、プロ初勝利の権利を手を持ってマウンドを降りた。

 吉田輝は「初めての1軍マウンドで、試合開始から雰囲気は違うなと思いました。それでも、緊張はあまりせずに、初回から投げられました。しっかりと指にかかった真っ直ぐはファウルが取れたし、後半は多少コースが甘くなっても、うまく空振りも奪えました。初対戦ということもありますが、自分の真っ直ぐはある程度通用したのかなと思います。1回、2回とピンチもありながら最少失点でしのいで、3回以降はリズムよく投げられました。チームの勝利を信じてベンチから応援します」とコメントした。

(Full-Count編集部)

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