西武中村、通算18本目の満塁弾「走者を返すのが打者の仕事」歴代3位の227人斬り

西武・中村剛也【写真:荒川祐史】
西武・中村剛也【写真:荒川祐史】

ヤクルト戦の4回に9号満塁弾「久々でほっとした」

■西武 11-1 ヤクルト(交流戦・14日・メットライフ)

 西武の中村剛也内野手が14日のヤクルト戦(メットライフ)で4回にブキャナンから9号グランドスラムを放った。

 息をのむ美しさだ。中村の放った打球は高々と舞い上がり、左中間スタンドにゆっくりと着弾した。全ての塁を埋めていた走者が次々とホームに還り、堂々と生還したキングをハイタッチで迎えた。「久々でほっとした」と安堵の笑みを浮かべた。

 本塁打から遠ざかっていたここ数試合、練習ではロングティーを敢行。「いいポイントで打てば打球も勝手に上がる」と自身の納得のいくポイントを確認するためにバットを振った。そうして飛び出したこの日の満塁弾は5月10日の日本ハム戦(札幌)以来今季2発目。通算では18本目と自身が持つ通算満塁弾記録をさらに伸ばした。さらにブキャナン斬りでこれまでに本塁打を放った投手は通算で227人目となり、歴代単独3位となった。

 プロ18年目を迎えた今季は「8番・三塁」で開幕スタメンに名を連ねたが、現在では主に6番に座る中村。それでも「どこを打っても役割は変わらない。ランナーがいれば返すのが打者の仕事。誰が何番とかは関係ない。それだけですよ」と平常心を貫き続ける。置かれた場所で輝きを放ち続ける中村のアーチが、チームの明日を照らしている。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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