前田健太、4敗目喫する 2回までに54球費やし「フォームが悪くて操れなかった」

ジャイアンツ戦に先発したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ジャイアンツ戦に先発したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

2回に崩れ、クロフォードの2点適時二塁打で2点を許す

■ジャイアンツ 3-2 ドジャース(日本時間18日・ロサンゼルス)

 ドジャースの前田健太投手は17日(日本時間18日)、本拠地でのジャイアンツ戦に先発し、今季4敗目を喫した。今季14度目の先発マウンドに上がった右腕は5回3安打2失点。1点ビハインドの5回で降板して敗戦投手となり、試合後は「最初の2イニングは投球フォームが悪くて、ボールが操れなかった」と、54球を費やした2回までの投球を悔やんだ。

 初回を無失点で凌いだ前田だったが、2回に崩れた。先頭のボートに四球を与えるとロンゴリアに左前打を浴び無死一、二塁のピンチを背負い、クロフォードには2点適時二塁打を浴びて、2点を先制された。

「修正できてコントロールできた」と、3回以降は立ち直った。1死からサンドバルに左前打を浴びたが無失点。4回はロンゴリアの打球が直撃するアクシデントがありながらも投ゴロに仕留め、クロフォードは空振り三振、ピラーを二飛。この試合初めての3者凡退に打ち取ると、5回も危なげなく3者凡退に仕留めて、味方の反撃を待った。

 ただ、2回まで54球が響き、5回を投げて89球となり、前田はここで降板。ドジャースも反撃及ばずに敗れて、前田は敗戦投手となった。前田は試合後「立ち上がりは悪かったけど、3回以降はいい形で終えることができた。次はいい感覚で迎えることができると思うので、このいい感覚を次の登板にいかしていきたい」と語っていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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