大谷翔平、ファンに危険知らせる咄嗟の行動 米TV局の動画が異例の再生回数に
20日のブルージェイズ戦でも、大谷はファウルの際に危険を知らせるために“絶叫”
■エンゼルス 11-6 ブルージェイズ(日本時間20日・トロント)
エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地ブルージェイズ戦に「3番・DH」で8試合連続スタメン出場し、6打数2安打で今季14度目のマルチ安打を記録した。第2打席の内野安打で7試合ぶり安打とすると、第4打席では左前への二塁打。エンゼルスも3連勝を飾って、66日ぶりに貯金1とした。
第1打席は一ゴロに倒れて迎えた第2打席は高いバウンドの一塁へのゴロを快足を飛ばして内野安打に。第3打席は左飛に倒れたものの、第4打席には左翼線へのヒット。またしても俊足を武器に左前への打球を二塁打とした。第5打席は三振、第6打席は9回2死満塁の絶好機で打席に立ったが、惜しくも右飛に倒れた。
2試合ぶりに安打を放った大谷だが、この日も咄嗟に大声を張り上げた。内野安打を放った第2打席。初球。93.2マイル(約150キロ)を弾き返すと、打球は三塁ファウルゾーンへの痛烈な打球に。打った直後に大谷は大声を張り上げた。ファンに危険を知らせるための行動で、前日にも同様のシーンがあった。
前日の4回、第2打席で三塁側スタンドへ鋭いライナーでファウルを打ち込んだ。この際にも大声を張り上げてファンに危険を知らせ、この場面を地元ロサンゼルスで試合中継するスポーツ専門局「FOXスポーツ・ウエスト」が公式ツイッターで動画を紹介した。
「ショウヘイ・オオタニ、なんて男なんだ! スタンドにファウルボールを放った後、ファンの注意を引こうと最善を尽くしている!」とする称賛の声とともに公開された動画は1日ほどで1万5000回ほど再生回数を記録。同局ツイッターで公開されている動画では、異例の多さの再生回数となっている。
(Full-Count編集部)