巨人が“首位決戦”第2Rに快勝、ゲーム差なしで交流戦優勝に望み 鷹は打線沈黙

巨人・原辰徳監督【写真:Getty Images】
巨人・原辰徳監督【写真:Getty Images】

交流戦優勝の行方は23日の最終戦に持ち越し

■巨人 7-2 ソフトバンク(交流戦・22日・東京ドーム)

 巨人は22日、本拠地ソフトバンク戦に7-2で勝利。交流戦首位のソフトバンクとゲーム差なしとし、優勝に望みをつないだ。先発の山口が7回5安打1失点7奪三振の快投で7勝目(2敗)。打線は3回に坂本勇の20打席ぶりヒットなど4連打で3点を奪った。交流戦優勝の行方は、23日の最終戦へと持ち越された。

 交流戦首位のソフトバンクと2位巨人の決戦。前日はソフトバンクが勝利し、1ゲーム差で第2ラウンドを迎えた。

 巨人の先発・山口は3回まで2安打無失点の好投。すると、打線は3回2死から亀井が中前打で出塁し、坂本勇が左前打でつなぐ。前日はプロ野球タイ記録の5三振に倒れていた坂本勇は初回も三振に倒れて6打席連続三振となっていたが、ストップ。ヒットも20打席ぶりとなった。

 2死一、二塁となり、丸がセンターへのタイムリーを放ち先制。さらに、続く岡本は2点タイムリーツーベース。ソフトバンク先発の高橋礼から3点をもぎ取った。

 山口は5回、先頭からの2連打などで1死一、三塁とされると、代打・栗原のニゴロの間に1失点。しかし、上林は遊飛で最少失点で切り抜ける。すると、打線は6回1死二塁で阿部が3番手の嘉弥真から適時打。7回にも亀井の2点二塁打、坂本勇の犠飛で3点を追加し、突き放した。

 ソフトバンクは先発の高橋礼が4回3失点と踏ん張れず。打線も山口の前に沈黙し、交流戦優勝を決められなかった。

(Full-Count編集部)

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