ドジャース、防護ネット拡大を発表「ファンの安全は最も重要」
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24日ロッキーズ戦でベリンジャーのファウルが女性客の額に直撃していた
ドジャースは24日(日本時間25日)、本拠地のドジャースタジアムの防球ネットを拡大する声明を発表した。同球場では23日(同24日)のロッキーズ戦で、ドジャースのコーディ・ベリンジャー外野手が放ったファウルボールが女性客の額に直撃。検査のために病院に搬送されていた。
ドジャースタジアムでは両ダグアウトの端まで防護ネットが張られている。ドジャースは「ファンの安全はドジャースにとって最も重要なことであり、ファンの安全性を高めるため、オフの間にドジャースタジアムのネットに関する調査を開始しました。この調査の完了後、球団は推奨された変更を行い、ドジャースタジアムのネットを拡大します。プロジェクトのスケジュールと範囲については分かり次第お知らせします」との声明を発表した。
同球場では昨年8月に79歳の女性がファウルボールの直撃で亡くなる事故が発生していた。今年5月29日(同30日)にはカブスのアルバート・アルモラJr.内野手がアストロズ戦で放った痛烈なライナーのファウルボールが、観戦中の4歳の少女に直撃するなど、強烈なファウルボールで観客が負傷するアクシデントが続々と発生している。
ナショナルズは20日(同21日)に本拠地ナショナルズ・パークの防護ネットをオールスターブレーク中に両翼ポールまで拡大すると発表。防護ネット拡大への動きが活発化している。
(Full-Count編集部)
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