大谷翔平一問一答、自己最速185キロ二塁打に「速ければ抜ける確率は高くなる」

3安打1盗塁と勝利に貢献したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
3安打1盗塁と勝利に貢献したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

本拠地レッズ戦で3打数3安打1盗塁1四球

■エンゼルス 5-1 レッズ(日本時間27日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地のレッズ戦で「3番・指名打者」で2試合連続スタメン出場。初回の第1打席で左前打を放つと、4回の第2打席で右中間二塁打。6回の第3打席で四球と二盗を決めると、8回の第4打席で技ありの左前打を放って勝ち越し劇を演出した。3打数3安打、1得点1四球の内容で、チームの3連勝に貢献。貯金1とした。

 試合前練習では昨年9月2日のアストロズ戦以来297日ぶりにブルペン入り。来季の二刀流復活へ、捕手を座らせて10球を投じるなど計44球を投げた。試合後はチームの勝利の喜びを噛みしめるように語った。

――3打数3安打1四球1盗塁で勝利に貢献した。
「内容も結果も勝ったので良かったなと思います」

――先発投手ロアークはテンポの良い投球だった。
「特にいつもと変わらずに。全球種を投げ分けてましたし、いい球もたくさんあった。その中で甘い球を打てたかなと思います」

――技ありの一打は内角低めへの厳しい球だった。
「ランナーが二塁にいたので、なんとか当てて進塁。最悪でも進塁させられればいいなと思っていました」

――相手捕手が驚いていた。
「低めに来ていたので。ボールでしたけど、追い込まれていたのでしょうがないかなと思います」

――技ありの一打で状態が上がっていると感じるか。
「状態はちょっとずつは上がっているかなと思います。ただ、あの打撃をやりたかったわけではなく、結果的にああいう打球がいったのは良かったと思いますけど、一番いい結果ではないのかなと思います。状態は上がっているかなと思います」

――右中間二塁打は自己最速185キロを記録した。
「良かったですね。ただ、ちょっと上だったので、角度はついてないですけど、角度がついたら、もっと良かったかなと思います」

――打球速度は調子のバロメーターになるか。
「それが全てではないですけど、(打球が)速ければ抜ける確率は高くなりますし、ヒットになる確率も高くなる。自分がいいタイミングで捉えていないと、そういう速度が出ない。たとえアウトになったとしても、(打球速度が速ければ)割り切れる材料になるかなと思います」

――投球練習してから打者として試合出場した。
「特に変わらずに。試合前の準備もしっかりできましたし、これからはこういう感じでやっていくので慣れていきたいなと思います」

――チームは81試合。後半戦に入る。
「僕は最初にいなかったので、最初はどうだったのかわからないですけど、最近はいいゲームが多いのかなと思うので、まずはオールスター休みまでしっかりこのペースでいければ貯金も作っていけるかなと思うので。まずは明日からの4連戦。しっかり貯金を作れるように頑張りたいなと思います」

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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